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【ガイド記録】2025.6.2-5ミヤマキリシマの九重連山縦走


関西から快適な夜行フェリーで出発

ミヤマキリシマのベストシーズンに合わせて九重連山をご案内してきました。今回のご参加は僅か1名、昔からのなじみのお客様でしたが、マンツーマンでもかまわないとのことで少々ガイド代金が高額になりました。関西から往復ともに夜行フェリーを利用、フェリーの部屋はベッド室を利用し快適に過ごすことができました。

あいにくの雨の中、長者原から出発

フェリーは大分港に着岸し、JRを利用して別府駅へ。そこから九州横断バスを利用して長者原に入りました。

あいにくのお天気でしたがゆっくりとおしゃべりしながら出発。今日は三俣山を目指します。諏峨守越で昼食をいただいて三俣山本峰へ。

三俣山の中腹ではミヤマキリシマが満開。展望には恵まれませんでしたが、ガスに包まれて乳白色のベールがかかったミヤマキリシマもなかなかきれいなものです。

法華院温泉山荘に宿泊

法華院温泉山荘に到着、平日にもかかわらずほぼ満室とのことで、全国からたくさんの登山者が訪れていました。食事もおいしく、お風呂は硫黄泉でぬるめですがとても温まる名湯です。

山行2日目は快晴・ゆったりペースで九重を縦走

九重ガイド山行2日目。 北千里浜から久住別れに登ります。 朝からお天気良いものの午前中はほぼ強風、時折姿勢を崩されるような爆風も吹きました。 しかし展望は抜群、阿蘇五岳や祖母山、由布岳や別府周辺、福岡周辺の山々がきれいに眺められました。

左)ピンク色に染まった平治岳 中)九州本土最高峰・中岳山頂 右)山頂でのティータイム

下山中、登山道で転倒・負傷された登山者の救助シーンに出くわし、少々時間を取られましたが、 どのような道でもこうなることはあると心をひきしめ気持ちをあらたに下山しました。

ミヤマキリシマやツクシドウダン(サラサドウダンの亜種/九州のみ分布)を観察しながら、 牧ノ戸峠へ下山。名物のソフトクリームをほおばって帰路につきました。今回ご参加のT様、たくさんおしゃべりしながら、ゆっくりと歩いていただけました。ご参加をいただき、誠にありがとうございました。

山旅ガイドサービス 井上


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